モバイルシステム技術検定2級の
直前1週間にやること
- 直前の1週間は、新しいことを覚えるより、本番と同じ100問・100分の模擬試験を2回解いて、点を取りこぼしている所をふさぐ期間にします。
- 解き直す順は、正答率の低い章 → 出題の多い章です。もちこ道場の模擬試験の出題数から、第11章「情報セキュリティ」は10問前後と予想しています(ほかの章は7〜8問前後)。
- 前日は、取り違えやすい用語の確認と、当日の持ち物・到着時刻の確認だけにして、早めに寝ます。
直前の1週間の考え方
試験の1週間前に、新しい章を一から覚えるのは割に合いません。100問のうち、すでに取れている問題を落とさず、あと数問を拾うことに時間を使います。
目安は、合格点の考え方の記事と同じく、本番と同じ100問の模擬試験で7割以上を2回続けて取ることです(もちこ道場の考え方。くわしくは「合格点は?」)。そのために、1週間で模擬試験を2回解き、間の日で弱いところを直します。
1週間の予定表
| 日 | やること | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 7日前 | 模擬試験の1回目(100問・100分)。終わったら、章ごとの正答率を見る | 2時間 |
| 6日前 | 正答率の低い章を2つ選び、章ごとの問題を解き直す | 1〜2時間 |
| 5日前 | 出題の多い第11章「情報セキュリティ」と、まだ解き直していない弱い章 | 1〜2時間 |
| 4日前 | 取り違えやすい用語をまとめて確かめる(下のリンク) | 1時間 |
| 3日前 | 模擬試験の2回目(100問・100分)。1回目と比べて伸びた章・伸びない章を見る | 2時間 |
| 2日前 | 2回の模擬試験で間違えた問題だけを解き直す | 1〜2時間 |
| 前日 | 用語の確認を少しだけ。持ち物・会場・到着時刻を確かめて、早めに寝る | 30分 |
解き直す章の選び方
先に模擬試験で正答率の低い章、次に本番で多く出ると予想される章を選びます。もちこ道場の模擬試験の章ごとの出題数から、本番でも次のくらい出ると予想しています。
| 章 | 予想の出題数 |
|---|---|
| 第11章 情報セキュリティ | 10問前後 |
| 第3章・第4章・第5章・第9章・第10章・第13章 | 8問前後 |
| 第1章・第2章・第6章・第7章・第8章・第12章 | 7問前後 |
章ごとの差は数問ですが、第11章は1章で1割を占めるので、弱いなら優先します。章の中身は「第11章 情報セキュリティの要点」などの章の要点の記事で見直せます。
取り違えやすい用語の確認
直前に点を落としやすいのは、似た用語の取り違えです。4日前と前日に、次の記事の表だけを見直します。
- FDD と TDD の違い・ARQ と HARQ の違い・NSA と SA の違い・EPC と 5GC の違い
- TCP と UDP の違い・NAT と NAPT の違い・可逆圧縮と非可逆圧縮の違い
- 公開鍵暗号と共通鍵暗号の違い・MDM・MAM・MCM の違い
前日と当日
前日は、試験の内容よりも当日の確認を優先します。受検の日時と会場、顔写真付きの本人確認書類、試験開始の15分前までに着く道順を確かめます。遅刻すると受けられません。
本番は100問を100分で解くので、1問1分が目安です。1問に時間をかけすぎず、迷ったら先に進んで、残った時間で見直します。当日の流れは「当日の流れ」にまとめています。
第11章の問題を2問、解いてみる
もちこ道場の第11章の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。
問1
情報セキュリティを確保するためには、「機密性」、1、「可用性」の3つの要件を満たす必要がある。1とは、情報が破壊、改ざん又は消去されていない状態を維持することである。
答えと解説を見る
正解は 1(完全性)です。
【概要】
情報セキュリティの基本要素には機密性・完全性・可用性がある。データの内容が破壊や改ざんなく正確に保たれることが重視される。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. 完全性正解あなたの解答 完全性は情報が破壊や改ざん、消去されず正確な状態に維持されていることを示す要件であり空欄(1)に適合する。
- 2. 真正性あなたの解答 真正性は利用者や情報の作成者が本物であることを証明する属性であり、情報が改ざんされていない状態の空欄(1)と異なる。
- 3. 責任追跡性あなたの解答 責任追跡性は動作や変更の履歴を追跡して特定の主体に紐付けられる属性であり、データ正確性の空欄(1)とは異なる。
- 4. 信頼性あなたの解答 信頼性はシステムが意図した通りに矛盾なく動作する性質であり、情報が改ざんや破壊を免れている空欄(1)とは異なる。
問2
公衆無線LAN利用時などに、通信経路の途中に割り込んで通信内容を傍受したり改ざんしたりするサイバー攻撃を1と呼ぶ。
答えと解説を見る
正解は 4(中間者攻撃)です。
【概要】
公衆無線LAN利用時等に通信経路の途中に割り込んで盗聴や改ざんを行う攻撃を中間者攻撃という。通信の安全性を確保する対策が重要である。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. ブルースナーフィングあなたの解答 ブルースナーフィングは、許可なくBluetoothを通じて個人情報を盗み出す攻撃であり、通信経路に割り込む空欄(1)とは異なる。
- 2. ワンクリック詐欺あなたの解答 ワンクリック詐欺は、リンククリック時に契約完了画面を表示して高額請求する詐欺であり、通信傍受等を行う空欄(1)とは異なる。
- 3. ゼロクリック攻撃あなたの解答 ゼロクリック攻撃は、ユーザの操作を介さずに端末へ感染させる攻撃手法であり、通信経路に割り込む空欄(1)とは異なる。
- 4. 中間者攻撃正解あなたの解答 中間者攻撃は、通信経路の途中に割り込んで通信内容を傍受や改ざんする攻撃であり空欄(1)に適合する。
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よくある質問
1週間前の模擬試験で7割に届かなかったら、受験日を変えたほうがよいですか?
空席があれば、受検日の3日前の23時59分まで日時と会場を変えられます。ただし申し込みの期間と試験の期間には終わりがあるので、変えるなら早めに決めます。届かなかった分が数問なら、弱い章を解き直して2回目の模擬試験で確かめてから決めても間に合います。
直前に公式テキストを最初から読み直すべきですか?
1週間で全13章を読み直す時間はとりにくいので、おすすめしません。模擬試験で間違えた問題の解説を読み、分からなかったところだけテキストのその節に戻ります。
長文の問題は、直前にどう練習すればよいですか?
長文は、1つの図と文章に4問が続く形です。1問目でつまずくと残りも落としやすいので、図の装置の名前とつながりを、章の要点の記事などで見直しておきます。くわしくは「過去問はある?」にまとめています。
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試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月27日にMCPC の公式ページで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。