モバイルシステム技術検定2級の出題形式
5つの形式と、形式ごとの解き方
- 出題は5つの形式です。穴埋め(1か所)・穴埋め(組み合わせ)・長文(1つの文章に4問)・正しい記述を選ぶ・誤った記述を選ぶ。公式のサンプル問題にも、この5つがそろっています。
- 形式はどの章も同じです。章ごとに変わるのは中身(用語)なので、形式の解き方は一度身につければ全13章で使えます。
- 時間は100問・100分で1問1分が目安です。記述を選ぶ問題は4つの文を読むので時間がかかり、穴埋めで時間をためておくのがコツです。
この記事の目次
5つの形式
モバイルシステム技術検定2級の問題は、どれも4つの選択肢から1つを選ぶ形です。その中で、問われ方が5つに分かれます。公式のサンプル問題にも、この5つの形式がそろっています(くわしくは「過去問はある?」)。
| 形式 | どんな問題か | もちこ道場の問題数 |
|---|---|---|
| 穴埋め(1か所) | 文の中の空欄 [1] に入る用語を選ぶ | 390問 |
| 穴埋め(組み合わせ) | 空欄 [1] と [2] に入る用語の組み合わせを選ぶ | 390問 |
| 長文(1つの文章に4問) | 1つの文章(図)について、4問が続く | 156問 |
| 正しい記述を選ぶ | 4つの文から、正しいものを1つ選ぶ | 390問 |
| 誤った記述を選ぶ | 4つの文から、誤っているものを1つ選ぶ | 390問 |
形式はどの章も同じです。章ごとの記事(章の要点)では、形式の話は省き、その章の用語だけをまとめています。
形式ごとの解き方
穴埋め(1か所)
文の中の説明から、その用語を思い出す問題です。選択肢を見る前に、空欄の前後のキーワード(「機械同士が」「人間の介在なしに」など)から答えを思い浮かべ、それから選択肢で確かめます。選択肢には同じ分野の似た用語が並ぶので、選択肢から考え始めると迷います。
穴埋め(組み合わせ)
空欄が2つあり、2つとも合っていないと正解になりません。自信のある空欄から決めて、選択肢を半分に絞るのが近道です。たとえば [1] が「データ同期」だと分かれば、[1] がほかの用語の選択肢を外し、残った2つから [2] を選びます。
長文(1つの文章に4問)
1つの文章と図について、4問が続きます。サンプル問題では、図の中の空欄に入る装置の名前を、4問続けて答える形でした。1問目でつまずくと残りもまとめて落としやすいので、図の全体(どこからどこへつながるか)を先に読みます。分からない1問にこだわらず、分かる問いから答えます。
正しい記述を選ぶ・誤った記述を選ぶ
4つの文を読み比べる問題で、いちばん時間がかかります。問題文の「正しい」「誤った」を必ず確かめてから読み始めます。文の中の「必ず」「すべて」「〜だけ」のような言い切りや、数字・用語の入れ替えに注意し、1つずつ○か×を付けて消していきます。
時間の使い方
本番は100問・100分なので、1問1分が目安です。穴埋めは30秒ほどで答えられることが多いので、そこで時間をため、記述を選ぶ問題と長文に回します。1問で迷ったら先に進み、最後に残った時間で見直します。
試験の直前の過ごし方は「試験直前の1週間にやること」に、目標の点数は「合格点は?」にまとめています。
第2章の問題を2問、解いてみる
もちこ道場の第2章の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。
問1
第5世代移動通信システム(5G)は、「超高速」「多数同時接続」および1という3つの大きな特徴を持っており、ロボットや自動車のリアルタイム制御などへの応用が期待されています。
答えと解説を見る
正解は 4(超高信頼・低遅延)です。
【概要】
第5世代移動通信システム(5G)は超高速、超高信頼・低遅延、多数同時接続を三大特徴とする。この特性は遠隔制御や自動運転等に応用される。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. 超広範囲カバーあなたの解答 超広範囲カバーは、5Gの定義とされる3つの主要特徴には含まれず、本問の空欄(1)に当てはまらない。
- 2. アナログ通信あなたの解答 アナログ通信は、第1世代携帯電話等で用いられた初期の伝送方式であり、5Gの特徴ではない。
- 3. 回線交換通信あなたの解答 回線交換通信は、通話中に回線を占有する第3世代までの音声通信技術であり、パケット主体の5Gの特徴ではない。
- 4. 超高信頼・低遅延正解あなたの解答 超高信頼・低遅延は、ロボットのリアルタイム制御等を可能にする5Gの3大特徴の1つであり空欄(1)に合致する。
問2
人工衛星を使って全地球上の現在位置を測るGNSSの代表例であり、米国防総省が管理する複数の周回衛星の電波を利用するシステムを1と呼びます。
答えと解説を見る
正解は 3(GPS)です。
【概要】
人工衛星を用いて位置を特定するGNSSとその代表技術に関する問題である。米国防総省が管理する衛星電波を利用して端末の現在位置を算出する。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. ETCあなたの解答 ETCは有料道路の料金支払いを自動化するシステムであり、人工衛星による位置測位を行う技術ではない。
- 2. NFCあなたの解答 NFCは13.56MHz帯の電波を利用した近距離無線通信技術であり、全地球上の位置を測位する衛星システムではない。
- 3. GPS正解あなたの解答 GPSは米国防総省管理の周回衛星の電波を受信して現在位置を測定するシステムであり、空欄(1)の記述に合致する。
- 4. RFIDあなたの解答 RFIDは電波でICチップのID情報を非接触識別する技術であり、衛星電波を用いて全地球上の位置を測定する方式ではない。
第2章のほかの問題は、ベーシックプランで解けます。まずは登録なしで、第1章の136問を試せます。
よくある質問
形式ごとに何問ずつ出るか決まっていますか?
形式ごとの数の目安は、公式のサンプル問題12問の内訳が参考になります(「過去問はある?」の図)。もちこ道場の問題は、5つの形式を章ごとにそろえて作っています(全1,716問のうち、長文が156問、ほかの4つの形式が390問ずつ)。
どの形式から練習すればよいですか?
最初は穴埋め(1か所)で用語を覚え、次に組み合わせと記述を選ぶ問題で、似た用語の違いを確かめる順がおすすめです。長文は、章の用語がひととおり分かってから解くと、つまずきにくくなります。
もちこ道場
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