モバイルシステム技術検定2級の
次に受ける資格
- モバイルシステム技術検定1級は、申し込みに2級の認定番号が必要で、2級の合格者だけが受けられます。1科目43問・60分の科目合格制で、3科目に合格すると1級が認定されます。
- IoTシステム技術検定 中級は、公式ページに「どなたでも受検可能」とあり、2級の合格は要りません。80問・90分で、公式テキストは『IoT技術テキスト 第4版』です。
- モバイルの技術をさらに深めるなら1級、技術の分野を IoT に広げるなら中級が候補です。なお、もちこ道場に1級の問題はないため、1級は公式の情報の紹介にとどめます。
2級の次の候補は2つ
モバイルシステム技術検定2級に合格したあとの候補は、モバイルシステム技術検定1級とIoTシステム技術検定 中級です。1級は同じ分野を深める道、中級は IoT へ広げる道です。
モバイルシステム技術検定1級
MCPC の公式ページによると、1級の目的は、モバイルシステムの要素を十分に理解し、適応業務の分析、最適なシステムの提示、改善計画の提示、運用の指導に必要な知識を習得することです。実務のレベルとして、顧客の要求を理解し、課題を整理し、システム構築・運用のリーダーとして活動することが挙げられています。
- 受検資格: 2級の合格者。申し込みには2級の認定番号(または1級の科目合格番号)が必要です。
- 形式: CBT 方式。1科目43問(4つから選ぶ)で、時間は1科目60分、2科目120分、3科目180分です。
- 科目: 「ネットワーク」「端末・アプリケーション」「モバイルシステム」の3科目です。科目合格制で、3科目すべてに合格すると1級が認定されます。
- 受検料(一般・税込): 1科目13,750円、3科目一括35,750円です。
- テキスト: 『モバイルシステム技術テキスト エキスパート編(第9版)』です。
- その先: 1級を取ったあとは、シニアモバイルシステムコンサルタント(SMC)を目指せると案内されています。
IoTシステム技術検定 中級
- 目的・対象: IoT システムの構築・活用に関する知識を確かめる検定です。対象は、システムインテグレーションの基礎知識があり、IoT システムを構築・活用するための実践的な技術知識を身につけたい人です。
- 受験資格: なし(「どなたでも受検可能」)。
- 形式: CBT 方式、80問・90分(4つから選ぶ)です。
- 範囲: IoT システムの構成と構築、センサ・アクチュエータと通信方式、データ活用、情報セキュリティ、プロトタイピングなど。もちこ道場の章立ては全8章です(IoT 概要、コンピューティング技術、データ活用技術、通信方式、デバイス、プロトタイピング、情報セキュリティ、開発・運用・保守上の留意点)。
- 受験料(一般・税込): 18,150円。合格率は68.0%(2024年3月の資料)です。
- テキスト: 『IoT技術テキスト 第4版』(3,080円)です。
違いを表で比べる
| 比べること | モバイルシステム技術検定1級 | IoTシステム技術検定 中級 |
|---|---|---|
| 受検資格 | 2級の合格者 | なし |
| 形式 | CBT。1科目43問・60分 | CBT。80問・90分 |
| 合格の仕組み | 3科目に合格で認定(科目合格制) | 公式ページに科目合格制の記載なし |
| 受験料(一般・税込) | 1科目13,750円、3科目一括35,750円 | 18,150円 |
| 公式テキスト | 『モバイルシステム技術テキスト エキスパート編(第9版)』 | 『IoT技術テキスト 第4版』 |
| 2級からの流れ | 同じ分野を深める | 別の分野へ広げる |
どちらを受けるか
- モバイルの仕事で、システム構築・運用のリーダーを目指す人: モバイルシステム技術検定1級。2級の合格が申し込みの条件なので、2級が最初の関門になります。
- IoT の仕事に広げたい人、受検資格のない検定を挟みたい人: IoTシステム技術検定 中級。2級の合格がなくても申し込めます。
- 迷ったら、仕事で次に必要になる技術の分野で決めます。両方受けても、順番の決まりはありません。
2級の勉強の進め方は「勉強時間の目安と計画」に、IoTシステム技術検定 中級の難しさは「難易度と合格率」にまとめています。
第1章の問題を2問、解いてみる
もちこ道場の第1章(無料体験)の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。
問1
エネルギー分野において、リアルタイムでの電力利用量の収集や、家電・IT機器が消費する電力の管理などに使われる、通信機能を備えた計測機器を1と呼ぶ。
答えと解説を見る
正解は 4(スマートメータ)です。
【概要】
スマートメータは通信機能を備えた電力計測機器である。リアルタイムな電力利用量の自動収集やHEMSを通じた家電の消費電力管理を実現する。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. オシロスコープあなたの解答 オシロスコープは電気信号の波形や電圧の変化を画面に可視化する波形測定器であり、電力利用量を自動収集する通信計測機器ではない。
- 2. マルチメータあなたの解答 マルチメータは電圧や電流や抵抗値などを手動で測定する汎用計測器であり、遠隔の通信網と連携して電力管理を行う機器ではない。
- 3. デジタルサイネージあなたの解答 デジタルサイネージは映像や広告情報をディスプレイに表示する電子看板であり、家庭等の電力使用量を計測・管理する装置ではない。
- 4. スマートメータ正解あなたの解答 空欄(1)に入る用語であり、リアルタイムな電力利用量収集や機器の消費電力管理を行う通信機能付き計測器の定義に合致する。
問2
ルータやスイッチ等の物理構成に依存せずにソフトウェアでネットワークを制御するSDNの技術を、物理的なネットワーク機器で構築した広域網に適用する技術を1と呼ぶ。
答えと解説を見る
正解は 4(SD-WAN)です。
【概要】
SD-WANは、物理機器で構成されたWANにSDN技術を適用するものである。拠点間接続やクラウド接続において柔軟なトラフィック制御を実現する。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. VLANあなたの解答 スイッチ上で物理構成に依らず仮想的なLAN区画を形成する技術であり、広域網へのSDN適用ではない。
- 2. ISDNあなたの解答 銅線電話網をデジタル化して統合的なデータ伝送を行う有線規格であり、広域網のソフトウェア制御ではない。
- 3. ADSLあなたの解答 既存の電話線を活用して高速データ伝送を行うブロードバンド回線であり、ネットワークの制御技術ではない。
- 4. SD-WAN正解あなたの解答 ソフトウェアによるネットワーク制御技術を広域網へ適用し柔軟な運用を可能にするため空欄(1)に適合する。
第1章の136問は、登録なしでそのまま解けます。解説と図解も同じ形で付いています。
よくある質問
モバイルシステム技術検定1級を受けるのに、2級の合格は必要ですか?
必要です。公式ページの受検資格は「モバイルシステム技術検定[2級]合格者」で、申し込みには2級の認定番号(または1級の科目合格番号)が要ります。
1級と2級のテキストは同じですか?
別の本です。1級の対応テキストは『モバイルシステム技術テキスト エキスパート編(第9版)』で、2級の『モバイルシステム技術テキスト 第11版』とは別に用意します。
IoTシステム技術検定 中級を受けるのに、基礎の合格は必要ですか?
公式ページに前提条件の記載はなく、「どなたでも受検可能」とされています。
もちこ道場
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- 全13章 1,716問○
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比べた資格の記事: IoTシステム技術検定 中級の記事
試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月27日にMCPC の公式ページで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。